会員コラム

「教育」をICTで支援する

佐原 剛氏

2010/12/24

私はソフトウェア企業で新規事業を推進する任務を2010年4月に拝命しました。
新規事業を推進するにあたり、ビジネスにおける多くの人の考えを知りたいと参加したBPIAのセミナーでお声掛けを頂き、2010年12月から会員として参加をしております。

新規事業を推進する

私が新規事業を担当することになった経緯は、組織横断的に社内の若手リーダクラスで集まり、新規事業を検討する「クロスファンクション・チーム」に参加したことでした。
この中で、自社の新しいコア・コンピタンスを形成するための施策として考えた提案が役員承認され、当時から進行中であった「クラウド・コンピューティング」と、「CRMを多角的に活用するためのソリューション」の2本柱を推進することになりました。

2010年現在では、「クラウド」という言葉を見かけない日はない位、市場を賑わせていますが、本質は、「新しいビジネスロジック」の形成だと思います。
つまり、新規プライムユーザを開拓しシステムを導入するプロセスにおける「他社優位性」や「付加価値創造」が重要です。クラウドだから特別なのではなく、一般的に新規開拓をする上で重要な事が、当たり前に必要なのです。

また、「クラウド」では「コラボレーション」がとても大切です。

世の中は沢山のIT製品で溢れています。
ですが、各企業は、これらのIT製品を市場に出すために、市場調査や顧客要望の把握、技術者の確保、さらには開発と莫大な投資をしています。
また、企業はニッチを狙い続けているわけですから、ほとんどの業種においてIT製品を調達することが可能です。
よって、一から全てを構築するのではなく、それらを活用しながら、独自の製品と「コラボレーション」することが、コストパフォーマンス的にも有効です。

なぜ教育なのか?

現在、私が力を入れているのは「教育」です。

学生当時、教職員を目指していましたが、「ものつくりがしたい」という思いが強くなり、IT企業に就職しました。教育実習での「子どもに教える」という貴重な経験や、「ITで教育に貢献できないか?」という思いが、現在の事業にとても役立っています。

現在は、教育サービスを提供している企業様や教育機関職員の方々や先生方と、色々な視点でお話をさせて頂く機会が増えました。
その中で、民間企業で成功しているシステムを教育機関に適用して、学生の教育サービス支援として活用できるのではないかと考えるようになりました。

ICTはただ導入されれば成果が出るものではなく、その運用がとても大切です。
つまり、「人」と「ICT」にそれぞれ重要な役割があり、お互いが上手く役割を補い合うことが必要です。

これからの日本のためには、「教育」がとても大事な役割を担い、また、教育におけるICTの利用がより活発になっていくと思われます。

「教育」という視点を大事にして、新規事業を探求し続けていきたいと思います。

<プロフィール>

佐原 剛(さはら ごう)
株式会社ランドコンピュータ 産業公共第一統括事業部 新規事業推進室長

  • 略歴
    2002年大学卒業後、株式会社ランドコンピュータに入社。
    主に流通業界向けの受託開発プロジェクトに従事。
    ※自分の担当したシステムが実際に店舗で使われているのを見て、「ものつくり」に喜びを感じる。(この時の気持ちを大事にしています。)
    システムエンジニア、プロジェクトマネージャを経て、2010年4月 新規事業推進を担当。現職。
  • 私の信条
    「熱」を持って生きる。
  • 好きな言葉
    「失敗することを恐れるよりも、真剣でない事を恐れたい。」松下幸之助
  • 趣味
    カラオケでストレス発散。映画鑑賞。旅行。
休日にお気に入りの湘南にあるレストランにて。