【レポート】第六期WEBビジネス研究会の第1回


 こんにちは、BPIA/WEBビジネス研究会ナビゲータの石田です。今回は3月15日(水)に日本コンピュータ・ダイナミクスさんのセミナールームで開催された、第六期WEBビジネス研究会の第1回についてレポートをさせていただきます。

 いよいよ今年度のWEBビジネス研究会がスタートしました。前々年度、前年度のWEBビジネス研究会はワークショップ形式で開催してきましたが、今年度はゲスト講師をお迎えしてのスクール形式での開催に戻りました。テーマは「マーケティングテクノロジー」です。

 スマートデバイス、Ai、ビッグデータ、ディープラーニング、マーケティングオートメーション・・様々なシステムやツールが日々登場している昨今ですが、どこか意味を十分に理解しないままトレンドワード化していってしまっているのも現実。

 しかし、時代は戻りませんし、デジタルという新しいルールの中でビジネスを推進していかなければいけないのも、また現実です。今年度のWEBビジネス研究会では最先端のマーケティングテクノロジーに取り組んでいるゲスト講師をお呼びして、時代の変化とテクノロジーの変化をわかりやすくお話いただこうと思っています。

 その点でも、今回、第六期WEBビジネス研究会の第1回目のゲスト講師としてお呼びした株式会社ロックオン代表取締役社長の岩田進さんは適役だったのではないかと思います。岩田さんが提示してくれたテーマは「デジタルマーケティング激動の時代、企業はどう対応すべきか~大局を捉えることで見えてくる企業のマーケティング戦略~」。市場の大局をおさえた上で、「ではまず何から動いていけば」についてお話をいただきました。

 これからマーケティング活動をおこなっていく上で、絶対に理解しておかなければいけないこと。岩田さんがまず初めにお話ししてくれたのは、日本という国の「市場規模の減少」についてでした。デジタルマーケティングのノウハウやツール・仕組みの話ではなく、まずは日本の少子高齢化がこれからも続くということ、そしてそれは市場が減少していくということ、これを十分に理解することが大切だとお話いただきました。

 インターネットやスマートデバイスの登場、通信の発達、また日本という国の市場が変化することにより、いくつかの大局的な動きが予測されます。ひとつは先にも紹介した「市場減少」。そして「ニーズの多様化」「採用難」など、岩田さんはこれからの変化として5つのポイントを挙げてくれました。この大局的な変化を元に考えると、ロボット産業の成長はひとつの自然な流れになります。

 ロボットを活用するためには3つの要素があります。「駆動」「Ai」「データ」の3つです。ロボットのエサは「データ」です。ロボットは「データ」を活用して「知能」を発達させます。この「知能」が「Ai」。そして「Ai」が具体的な「駆動」の指示を与えるのです。ロボットに「駆動」のバリエーションがなければ「Ai」の指示に応えることができません。

 ロボットを動かすためのスタートは「データ」を集めること。「駆動」部分や「Ai」部分は他社との差別化がつきづらい部分です。勝敗のカギを握るのは「データ」ということになります。競合他社がもっていないデータをいかにして集めるかが、デジタルマーケティングのポイントになるのです。AmazonのCEOであるジェフ・ベソスも「データこそがビジネスモデルをつくる」と言っています。

 正直、岩田さんには1時間の講演が短すぎたかもしれません。今回の講演の内容も普段2時間以上でお話いただくないようをまとめてもらった感がありましたし、岩田さんご自身は学生のときから起業をされています。いまから15年以上前から、お話いただいた構想があったというのです。また機会があれば、ロングバージョンでお話を聞いてみたい、そんな内容でした。

 最後になりますが、会場をお貸しいただいた日本コンピュータ・ダイナミクスの合田さん、須崎さん。BPIA事務局の川上さん。誠にありがとうございました。また次回4月13日(木)も、よろしくお願いします。