企業活性化研究会

ネットワーク社会における企業の成功要因を探る

―特徴ある経営で成功している企業の成功要因等を中心に分析し、日本企業を活性化するための
企業のあり方や施策、働き方等について検討する会(旧:働き方革新研究会)―

特徴ある経営(独自の組織運営や評価制度、雇用制度、イノベーション創生、脱下請け等の施策)で成功している企業の成功要因を中心に分析し、日本企業を活性化するための企業のあり方や施策、働き方等について検討するという趣旨で活動しています。

これまで、企業における仕事のやり方に関して調査分析し、代表的な理想の働き方(ワークモデル)を提案することを目的として、働き方革新や経営革新に意欲的な企業の訪問、経営者ヒアリング等を随時実施してきました。また東日本大震災に関連して公開シンポジウムなどを開催し、平時からリスクに対応した働き方やプロセスを組み込んでいくことが重要であることを事例の紹介から訴えました。また、モチベーション高揚で多くの企業が悩んでいる実態も明らかし、その課題解決に関する施策についてワークショップを開催しました。さらには、企業活性化の尺度などについての議論をしてきました。
そして、地方創生に関連し、“働き方改革による企業と地方の活性化”、“イノベーションと地方創生”などをテーマとして設定し、“「日本のどこでも同じような企業活動ができるビジネスプラットフォームとは何か」について議論し、なぜ東京のような大都市でなければならないか、なにが変われば集中の構造が変わるのかを追求するとともに、地方都市で成功している企業、都市に機能を集中していない企業等の調査検討をしてきました。そして、「企業活性化と地方創生--事例考察“地方の企業を活性化して地方創生につなげる”--」、「企業のイノベーションが地方都市の活性化の原動力ともなる--事例研究:大塚グループの徳島へのこだわり」などのレポートをホームページに掲載しました。

昨年度は、企業活性化と地方創生の議論と事例研究を進めるとともに、働き方改革の進め方などをテーマに議論しました。海外比較などから日本の働き方の課題についても検討しました。また、事例研究の一環として実施した企業訪問では、和歌山県白浜町ITビジネスオフィスの株式会社セールスフォース・ドットコム、白浜に新本社を開設したクオリティソフト株式会社、そして企業誘致を積極的に展開している和歌山県庁を訪問、さらには、テレワークを全社員に展開し、働き方改革による生産性向上を実践しているNECネッツエスアイ株式会社本社を訪問しました。これらの訪問の状況についても、ホームページで公開いたしました。

今年度は、“イノベーションと地方創生”および“働き方改革による企業と地方の活性化”については引き続き、新しい話題や事例が提供された場合に継続して議論することとし、メインのテーマを、「Society5.0(未来投資戦略、第4次産業革命、AI化等)における社会動向変化の働き方への影響について」として議論することとします。Society 5.0は、日本の成長モデルとして位置づけられており、その影響として、働き方、職業職種、役割や責任等がどう変化するかを議論します。

まずは、以下の資料等を読み解くところから始めたいと思います。
(資料の例)
・新産業ビジョン 一人ひとりの、世界の課題を解決する日本の未来  2017.5 経産省
・第4次産業革命における構造分析とIoT.AI等の進展に係る現状及び課題関する調査研究
2017.3 三菱総研(総務省)
・未来投資戦略2017-Society 5.0 の実現に向けた改革-  2017.6 日本経済再生本部
・未来投資戦略2017を読み解く(みずほOneシンクタンクレポート) 2017.7 みずほ
・日本経済2016-2017 好循環の拡大に向けた展望 2017.1 内閣府
・Society 5.0実現による日本再興~未来社会創造に向けた行動計画~ 2017.2 経団連
・Society 5.0実現に向けた行動計画~WG報告書集~ 2017.2 経団連
・情報通信白書(データ主導経済と社会変革)平成29年度版 2017.7 総務省
・働き方改革事例集 2017.9 経団連
・働き方改革実行計画 2017.3 働き方改革実現会議

企業訪問については、例年同様、いくつかを企画いたします(まず、11月にキッコーマン野田工場の見学を予定しています)。
研究会のテーマや実施方法については、つねにメンバで話し合いをしております。変化の激しい時代ですので、最新の話題を取り入れながら検討内容も柔軟に変化させています。特定の企業、大学や自治体ともタイアップして、より具体的な議論と実践的な施策の検討をおこなっていきたいと考えています。

■ナビゲータ

岡田 正志  B&Tコンサルオフィス・オカダ 代表
<おかだ・まさし> 名古屋大学大学院工学研究科修了。機器制御、ソフトウエア工学などに関する研究開発、通産省(現経産省)のソフトウエア振興プロジェクトなどに従事した後、NECソフト株式会社では、基本ソフトやアプリケーションシステムの開発、生産技術の開発や品質管理のほか、社内業務や情報システムの改革、新オフィスの企画建設整備などにも参画。他に、大学の非常勤講師、各種委員会委員などを歴任。ソフトウエアやシステム開発等に関連する著訳書多数。

■実施スケジュール

・定例研究会は、アーク情報システム(市ヶ谷)の会議室にて月1回開催。(現時点では第三木曜の
15時からとしていますが、参加者の都合で調整しております。また、テレビ会議(スカイプ)を活用し、出張等の場合にも研究会の議論に参加できるようにしています。
・企業訪問は年数回実施しています。(ほかに、公開セミナーやワークショップを開催することがあります)

■2018年度の記事一覧