デジタルトランスフォーメーション研究会 レポート 研究会 2020年度 研究会/講演会

<レポート更新>第9期 デジタルトランスフォーメーション研究会 第1回

【レポート】

 こんにちは。BPIA/デジタルトランスフォーメーション研究会ナビゲータ―の石田です。今回は2月12日にBPIA会員企業・日本コンピュータ・ダイナミクス様で開催された、第九期デジタルトランスフォーメーション研究会の第一回研究会「AI化するデザインの未来について -AIR Designを題材に-」についてレポートします。

 BPIAの今期のスタートから5か月以上が過ぎたこの日、デジタルトランスフォーメーション研究会(以下、DX研究会)の第一回研究会を開催しました。今期のテーマは「カスタマーサクセス」としました。顧客の目的達成のため、いかにしてサービスを改善しているか、いかにしてサービスの活用を促進しているか、最終目的を意識しながら研究会を進めていきます。

 今回のゲスト講師は昨年の夏、「AIR Design」をリリースした株式会社ガラパゴスの中平健太社長と内藤太郎執行役員です。実は2年前の研究会(当時はWEBビジネス研究会)でも中平社長にゲストのご依頼をしたことがありました。当時は調整がつかなかったのですが、今回2年越しでゲスト講師としてお迎えすることができました。

 株式会社ガラパゴスは2009年設立。主にスマートフォンアプリの受託開発をしながらデザインノウハウを溜め、プロセステクノロジーの考え方をもって、デザイン業界をアナログからデジタルに変革しつつあります。デザインにおいて、方針を決定するのは人、最終的な選択と判断をするのも人、ただその間にあるデザイン制作を自動生成することで、デザイナーという「人間」が本来注力するべき仕事により多くの時間がさけるようになります。

 たとえばロゴの生成。「AIR Design」でロゴを作成すると、1つのロゴをわずか15秒で作成することができます。顧客からのロゴの要求に対して最初に生成するロゴは約1,000パターン。15,000秒で生成ということになりますから、4時間強で1,000パターンの選択肢ができることになります。現在はインターネットマーケティングで活用するランディングページ(LP)の自動生成もできるようになっており、今後はバナーやチラシの生成も「AIR Design」でできるよう開発が進められています。

 また興味深い事例として、「AIR Design」によって自動生成された1,000パターンから20コを選び顧客に提案する、という仕事を担当しているスタッフがその仕事を繰り返すことで提案がとおる率が徐々に上がっていくとのこと。AIが生んだロゴのパターンがリアルの人間を教育していく。「AIR Design」を導入することで、結果的にデザイナーの「目的・成果につなげるノウハウ」もアップしているということです。

 特にインターネット関連のデザイナーの職種はアナログ作業が多く、また顧客の要求もブレがち、さらに単価が安くなり、誰もやりたがらない・・という慢性的な問題を抱えていますから、「AIR Design」が結果的にデザイナー自身の付加価値を引き出すツールになれば、より良い未来が描けるのではないかと思いました。

 最後になりますが、日本コンピュータ・ダイナミクスの皆様、事務局の川上さん、誠にありがとうございました。また次回の研究会でお会いしましょう。


【開催概要】

タイトル AI化するデザインの未来について -AIR Designを題材に-
日時 2020年2月12日(水)18:00-20:30
18:00-19:30 研究会&ディスカッション (17:45〜 受付)
19:40-20:30 交流会
※ビールと簡単なおつまみを出します。
場所 日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(不動前)
東京都品川区西五反田 四丁目32番1号
東京日産西五反田ビル 2F
(東急目黒線 不動前駅より徒歩2分)
講師 中平 健太 氏 株式会社ガラパゴス 代表取締役社長
内藤 太郎 氏 株式会社ガラパゴス 執行役員
対象 BPIA会員、会員ご紹介者
*BPIAに関心をお持ちの方歓迎します!
参加費 BPIA会員:500円
非会員:1,000円

ナビゲータ石田氏による2020年度のDX研究会が、2月12日(水)よりスタートします!
第9期となるDX研究会のテーマは「カスタマーサクセス」としました。

toC、toB問わず、デジタルサービスを提供する中で、いかにして「目的の達成」に繋げていくか?
ゲスト講師のお話を伺いながら、「現場でいかに活用するか」を議論できればと思っています。

第1回目のゲスト講師は、AIデザインサービス「AIR Design」を提供する株式会社ガラパゴスの中平健太社長、内藤太郎執行役員にご講演いただきます。

「AIR Design」は今、各所のピッチで受賞を受けており「15秒で300のロゴを作る」技術は圧巻です。

貴重な機会となります為、皆様是非奮ってご参加ください!
たくさんの皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 

【講師より】

昨今、マーケティングオートメーションが加速度的に浸透しておりますが、デザイン供給に関してはテクノロジー化が進んでいないと思われます。

デザインという非常に複雑な営みをAI化することを目指し、株式会社ガラパゴスが2019年7月にリリースした“AIR Design”は「AIを活用してデザインを空気のように簡単に」をコンセプトとしたサービスです。

我々が目指すAIを活用したデータドリブンなデザイン手法、CVR予測AIの活用などについて、このサービスの開発に至る経緯や、実際の現場での活用方法をお話しさせていただきながら、適宜ご質問を受け付けさせていただきます。

一方通行のトークイベントではなく、ご来場いただいた皆様とディスカッション形式で、「AI化するデザインの未来」「AIとヒトのデザイン領域における協働」「データドリブンなデザイン手法」などについて理解を深める場にできればと思っております。

 

◎講師プロフィール

中平 健太(なかひら けんた)氏
株式会社ガラパゴス 代表取締役社長

1981年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、新卒でインクス(現ソライズ)に入社し国内大手メーカーの業務改善コンサルティングに従事。
その後インクスの同期と2009年にガラパゴスを創業。
「AIで、デザインを空気のようにカンタンに。」をビジョンにデザイナーの人工知能「AIR Design」の開発、運営を行う。
ICC スタートアップカタパルト 準優勝、G-STARTUP 優秀賞、B-SKET デモデイ MVT(最優秀チーム)、JSSA 優勝、KDDI ∞ Labo 1期生、AERA「日本を立て直す100人」選出
 
 
内藤 太郎(ないとう たろう)氏
株式会社ガラパゴス 執行役員

東京都立大学法学部卒業後、2006年、広告代理店に入社。
化粧品・人材・金融・BtoB商材ほか、様々な業種のクライアントのマーケティング支援活動に、AE(営業)・シニアストラテジックプランナーとして従事。
マーケティングデザイン領域のペイン解消を志し、2019年10月にガラパゴス入社。
 
 
▼株式会社ガラパゴス 公式サイト
https://www.glpgs.com/

 


■ナビゲーター

石田 麻琴 株式会社ECマーケティング人財育成 代表取締役
 

▼BPIA オフィシャルサイト
デジタルトランスフォーメーション研究会

https://b-p-i-a.com/?page_id=8127