『令和時代の成長企業の秘密
〜新しい顧客分析の考え方とリーダーの行動原則〜』
講師:
高橋 貞光 氏 株式会社DMC 代表取締役
【開催後レポート】
参加者のコメント
「選ばれる会社」の要素を『選ばれる「自分」』と置き換えて考えてみる。 私は経営者ではないのですが、今日話されていた内容を、自分自身を一つの会社・商品と見立てて考えようと思いました。どのようにしたら自分の望む状態を得られ、リピートがかかる(次回も声をかけてもらえる)のかを考えたいと思いました。それを次に会社の中でどう振る舞うと良い結果が出るのか、と段々広げていくと少しずつ変化が出てきそうだと思いました。
「すべて自分の責任」を再自覚しました。
他責ではなく、今ここから変えられることに手をつけていく、という視点です。
報連相→相談:途中連絡:結果報告の考え方
言葉の定義は、定義そのものの価値ではなく、プロセスにも合意形成価値(意味ある定義、生きている定義)があると感じました。
定義を明確に、社員が全員統一していることが重要。 会社のコンセプトと商品コンセプトが一致していることが大事。
上司の言うことを本人は70%しか理解できていないことを自覚すること。上司や部下、同僚との関係を相対・客観的に見ることであるあるのコミュニケーションエラーやフラストレーション蓄積は防げること
意図は70%しか伝わらない、1.4倍してやっと
部下と上司の考え方は、目から鱗。明日から「主因は内にあり」と認識して行動します。
部署単位の用語集を作るということに驚きました。 言葉の定義を明確にして、それを社員全てに共有することを徹底されていることがとてもわかりました。用語集とはどんな言葉が入っているのか気になりました。 今働いている職場で、言葉の理解が違うことで出来上がる成果物のレベルが異なったり、ある言葉を知っている・知らないで優劣が生まれることがあるので、その定義を一緒に仕事をする人たちの中で共通にしたいと感じました。
リーダーの評価は、部下をいかに成長させられるか、という視点。
自分自身が今の立場になるまでに経験したことを踏まえて、新たな発見と共に共感できる部分も非常に多かったです。 自分自身が参謀役としてふるまっていた時と参謀役を活用する立場で見えなくなっていた部分があると思います。自分自身が前に出すぎるのではなく参謀との役割分担をしっかりと明確にすることが大切だという点は良い気づきでした。
ホンダなどかなり前に成功したトップ+有能参謀での躍進企業がいまだ成長するということを痛感した。
原理原則を忠実に守ること。 高橋さんのお話を聞いて、派手なことをするのではなく、基本を徹底的に守ることの大切さと難しさを感じました。
どの説明資料もポイントを3つ程度に絞った箇条書きだった。これは吟味された結果であると同時に、伝わることを第一に考えたものだと感じた。 人に考えを伝える、思いを共感したい内容の時は、文章表現や表よりワードにこだわりたいと思いました。
コンセプト・ストーリの考え方。マーケティングの一生に一度しか買わないようなものでも、その他のラインナップをそろえる事で、継続的にご購入いただけるという視点。
4億⇒100億の成長が構造的な変化をもたらすことで4年で可能な事。
通販のノウハウの貴重な他社事例だった。自分のノウハウと重なる点もあったが、それをいかに言語化するか、が非常に参考になった。
今日の内容は、マズローやSTPなどなど、経営学、経営戦略論、マーケティング、心理学とさまざまなものを根拠とした上にお話が成り立っていて、とても勉強になりました。大学の授業を聞いている様でした。どれが・・・というのがとても絞りにくいのですが、今日のお話を聞いていて、生産性の高い組織は、モチベーション、目標、コミュニケーションといった組織の基本的な3要素がやはり大切なんだなぁと改めて思いました。
お話全体を通して、「言葉だけで終わらせない」「必ず言葉に見合った具体的な行動にまで落とし込む」という姿勢を徹底されていることを感じました。それこそ言葉にすると簡単なのですが、それをどうやって徹底するのか、が、感想を書いていてとても気になりました。
顧客第一と言いながら、目の前の売上達成を優先して、自分本位の好意の押し売りになってしまっているかもしれない事。
共有した時間×回数といった点で、昨今のテレワークが中心の業務体制になり一番足りていないものだと感じています。ここが共有できておらず、その結果、協働意識(モチベーション)が上がらずといった組織の基本要素の2番が大きく不足しかかっているような気がします。もちろんここについても時代のせいだとか、コロナのせいだとかいうのではなく、主因は内にありということで自分で何か動くことを考えていこうと思います。
1点もののサービス(ホスピタリティ)だけでなく、その先のクロッセルを用意しておくことで顧客満足を高められること。 バックキャストという言葉は知りながら、実現できていなかった。数年単位から時間単位まで分解して、週単位で進捗確認すれば目標達成に限りなく近づけそうな点。 相談・連絡・報告の順序が大事だという事。
目標を「●●を●日●時までにする」というレベルまで落とし込んで、時間単位で部下の状況を把握するというのに驚きました。「能力」という目に見えづらいものを、時間で表すことで、上司も部下も客観的に現状を見れるようになると感じました。
今回は本当に多くの「気づき」と「掴み」が有りました。特に以下です。 1.成功するポイント(コンセプトの重要性) 2.経営者最大のKPI(ES満足度の追求) 3.令和時代のリーダー像 4.サービスとホスピタリティの違い 5.山本五十六の言葉の続き 等
【開催概要】
タイトル | 令和時代の成長企業の秘密 〜新しい顧客分析の考え方とリーダーの行動原則〜 |
日時 | 2023年2月28日(火) 18:00〜 アクセス可 18:15〜20:00 研究会 |
講師 | 高橋 貞光(たかはし さだみつ)氏 株式会社DMC 代表取締役 |
申込方法 | BPIA会員以外の方も参加できます。 事前のお申込みが必要です。 下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。 |
開催方法 | Zoom ※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします 【Zoom開催にあたっての注意事項】 ※ 表示名は「氏名」にしてください。 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。 ※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。 移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。 ※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。 ※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。 |
備考 | 勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。 |
自社に合ったマーケティングの仕組みやシステムを何か見つけることができたら、売上は安定して伸びていくはず... そんな誤解をしていませんか? マーケティングの仕掛けや新しいシステムの導入で短期的に売上が改善することがあっても “ベース”がなければ、継続的な成長はありません、と高橋氏は語ります。 通販・ECを中心にさまざまな業界のマーケティング戦略で数々の実績を作り上げてきた高橋氏。 多くの企業研修やコンサルをしていく中で見つけた成長を続ける企業に共通する、基盤となる原則や顧客分析の考え方、リーダーの行動原則についてお話いただきます。
【講師より】
コロナ禍において企業を取り巻く環境はますます厳しい状況にあります。 その中でも業種を問わず、成長している会社には、共通した原則とまもられている法則があります。 そんな成長している会社が取り入れている最新の顧客分析に考え方と、そこに務めるリーダーの行動に秘密があります。 今回は成長企業の秘密をお話しさせて頂きます。
高橋 貞光 (たかはし さだみつ)氏
株式会社DMC 代表取締役
平成19年2月に株式会社えがお(ロフティ)入社後、経営企画、販売部門、管理部門、システム、物流、コールセンター責任者など全ての部門を経験し、入社から5年で44億円から262億円の売上成長に貢献した。 平成28年株式会社DMC代表取締役に就任し、7年間で80社以上の健康食品、化粧品など通信販売会社へコンサルティングし、3年間で売上100億円突破する企業も数社。 また、大手広告代理店、コールセンターへ通販の基本と新規、定期継続CRMを独自に開発し一緒に支援し広告代理店の売上高2年半で5倍増など実績多数。 通販会社、広告代理店、コールセンター向けのセミナーを年間20本以上実施し、通販の原理原則を広く公開している。 WEBによる通信コンサルティングを開始し支援企業多数。
■ナビゲーター
井ノ上 美和
■主催
BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)
■共催
ITmedia エグゼクティブ