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第171回 目からウロコの「新ビジネスモデル」研究会(2023/3/28)

『起業・投資の第一線から金も地位も捨てて出家した男』


講師:

さまようボウズ 小野 龍光 (元・小野裕史)氏


 

【開催後レポート】

参加者のコメント


  • もれなく皆老けて死ぬ。慌てても心が荒れるだけ。全ての喜怒哀楽は自分が作り出している。「誰かのため」の行動は自身の心を満たす。←これらはすべて自分の心の持ちようだなと改めて感じました。 あと、インド仏教改宗のハードルの低さに驚き、懐の深さのようなものを感じました。


  • ”無いことの不満は永遠に続く、有ることの感謝をする”、”「これは自分がやった、自分だけのもの」と言い切れることがあるのだろうか”という言葉は、体の中にある何かがスッと消える感じがします(今も書いているときにも感じます) 


  • これで自分はいいのだろうかという問いと、常に戦っている気がしています。無力さに落ち込むことも珍しくはありません。 今日のお話しの中で、執着、義務感などが自分の心のどこかにあり、必ず最後に”成果”を求めていたことが、無力感につながっていることがわかりました。 死もこれから起こりうる何事も受け入れるというリラックスした人生を目指したいと思います。


  • 俺が俺が→ドーパミン 誰かのために→オキシトシン。


  • これは「誰のためになっているか」を常に意識した仕事をしたいと思います。 逆にプライベートは、自分を喜ばせるために時間を費やします。


  • 利他、恩返し、「無い」時を意識してこそ「有る」ことの「有り難さ」が生まれる。


  • ないことを嘆くのではなく、いまあることをはあたりまえではないことを思い出して、常に感謝の気持ちで日々を送ることの大切さを改めて認識しました。


  • 頭で考えているだけで結論を出さずにやってみて判断をする。彼の場合も坊主になったことが正解かどうかは分からないが、やらないよりは大きな世界が見えたはず。


  • 無理かな?と思うことでも、まずやってみるというスタンスと行動の重要性と、その行動によって広がった視野から、周辺の分野に対して学習することが重要なんだなと実感しました。


  • 人生の岐路の選択は、流れの中で決めてしまっても良さそうだということ。利他/恩返しというような方向であれば、頑なに線を引かず、折り合いをつけながら、前に進むこともありだということ。


  • 「今」に感謝すること。未来を不安がったり、過去の失敗に囚われたり、周りの友人・知り合いと比べてしまう自分がいます。それは今を見ていないんだなと気づきました。今存在できることに感謝する気持ちを持とうと思いました。


  • 仕事をしているとどうしても成果や評価を数字で表現しなければならなくなるので、小野さんがおっしゃっていたように、特に未来の数字に追われてしまって「今」を感じられていないと気づきました。思い返してみると未来の数字や成果に拘っていても自分のコントロールできないところから横やりが入ったりしてどんどん形が変わっていってしまうので周りに振り回されてしまってばかりだったと気づけました。 それよりも「今」にフォーカスして、今の瞬間にできることに自分の力を注いでいきたいと思いました。


  • 事業を始め野心に燃えていましたが、改めて自身をみつめ、慌てない、心を荒立てないことに注力しようと思いました。


  • 正直なところ、自分自身が創業当時「顧客への価値」しか考えていなかった時代から、会社が少しずつ大きくなるにつれて「売上」や「時価総額」といったお金や数字に惑わされていることにハッとした。すぐに応用できるものではないが、初心に戻って、「顧客価値」を純粋に追いかけていく自分に戻りたいとも感じた。しかし、今の役割を捨てることも難しいという現実があるので、資本市場とうまく折り合いをつけていく考え方やマインドセットについて考えていきたい。


  • 面白いと思うか、つまらないと思うか、また、何気ないことを面白いと思えるように変えられるのは自分の心次第という事を学ばせて頂きました。


  • 「答えがある」と思うことが違うのかもしれない。お話を聞いた帰り道、色々疑問が出てきました。しかしそれを考える先に、自分自身が「疑問」には全て明確な答えがあると思っていること、そして、ある考え方が正しい(良い)・悪いかどうかのどちらかしかないと思っていることに気づきました。 いい・悪いではなく、その上の次元で、そもそもなぜ自分がそこに執着しているのか、不安を覚えているのかを考え続けたり、永遠に変わらない明確な答えを探すのではなく「今ここにある自分」が「今の自分はこう考える」というものを常に考え続けることが大切なのかなと感じました。


  • 「もっともっと!」という気持ちは原動力にもなるが、中毒にもなる。 純粋な他者への「もっと!」という気持ちはある程度必要だと思うが、それを追い求めすぎないことが大切と思いつつ、いつの間にか気付かぬうちにすり替わってしまうので気をつけないといけないと感じました。


  • 仏教の教えというのは、特別なものでなくとても、合理的で科学的な見地からも符合するんだとういうこと。また、得度というのが結構カジュアルであるということ。


  • 得度=仏様のファンクラブに入るようなもの、という言葉を頂き、とても気が楽になりました。今までは「こんな自分が」という思いがあり、どこか行動を制限していた気がします。そして、仏教を学び⇒得度、という流れではなく、得度⇒仏道を歩む、というパターンはシンプルながらも全く考えたことがなかったので、「でなければならない」の考え方がまた一つ無くなり、なんだか心が軽くなりました。小野さん、どうもありがとうございました。


  • 出家=お免状システムではなく、ダイエット中の体重管理のようなもの。 出家したら一生煩悩と縁のない世界に行くのではなく、常に戦い続ける考え続けるのだということを聞いて、お坊さんが遠い人ではないということと、自分が必ずしも出家しなくてもその考え方のエッセンスを持つことはできる、という希望が見いだせました。今日感じたことを、またすぐ忘れてしまうかもしれないけれど、忘れたら、また思い出すタイミングをつろう、と言う風に考えようと思います。


  • 固定の自分はない。あらゆるものがつながっていて、人間の体も一時的な借り物、固定の自分というものはなく流れていくものと言う言葉に、心が軽くなりました。「確固たる自分」を作らないといけない、そうでないと価値がないと考えてしまう私はとても救われた気がします。 流れていく中の自分、変わっていく自分だからこそ、「今」何に感謝して何をやるのか、どう生きるのか、を考え続けることが大切だと感じました。


  • ある人物が(今回の場合 小野さん)、その思考の条件付けの重なった層を脱ぎ捨てて、より明晰で広がった意識状態に目覚めると、縁でつながる人々も必然的にその影響を受けるということ。外側の世界をなおそう、変えようとするのではなく、自分自身が"まず源" となるという大切さを確信しました。


  • 全てのものは必ずなくなる。 どんなものも最後はなくなることがわかっているのに、それが怖く、不安で、少しでもなくす量を減らしたいと思っている、と改めて気づきました。今あること・ものに感謝する大切さを感じつつ、今執着しているものがなくなった世界に何があるのか、考えてみようと思いました。


  • 「喜捨」という言葉に出会えたことが心を軽くしてくれました。何かを捨てることは悪で、全てにおいて最良を尽くし、向上させなくてはいけないという苦しみから離れられそうです。仕事においても自分に向けられた期待に欲張らず、他のできる人へ喜んで受け渡し、健やかな心身で向き合いたいと思いました。


  • 今回は直接会場でお話を伺えて本当によかったです。 龍光さんの穏やかな眼差しに、何か許されるような気持ちになって感極まってしまいました。様々なことを考える時間をいただき、本当に感謝しております。


 

【開催概要】

タイトル

起業・投資の第一線から金も地位も捨てて出家した男

日時

2023年3月28日(火)

18:00〜 受付開始

18:15〜20:00 研究会 ※ 懇親会はありません。

講師

さまようボウズ 小野 龍光 (元・小野裕史)氏

会費

会場参加: 2,000円 

オンライン参加: 無料

開催方法

ハイブリッド(会場/オンライン)

会場

※ 席数に限りがあるため、先着順とさせていただきます。

日本オラクル 本社

東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター 【13F 会場】

(東京メトロ銀座線 外苑前駅 4B出口直結)

申込方法

BPIA会員以外の方も参加できます。

事前のお申込みが必要です。 お申込み時に参加方法(会場orオンライン)をお選びください。

下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。

オンライン

Zoom (ウェビナー形式)

お申込みいただいた方には、後日、Zoom URLをお送りします。

※ ウェビナー形式となりますので、オンライン参加者の方からの質問等は受け付けておりません。また、会場参加者の発言の音声が届かない場合もあります。予めご了承ください。

注意事項

※ 席数に限りがあるため、お申込み後の参加方法変更には対応できない場合がございます。


※ 会場参加の方は、会場にて受付時に会費をお預かりします。   釣り銭のないようご用意ください。


※ 会場参加でお申込みをされた場合でも、発熱等の症状がある方は会場では参加いただけません。


※ 満席となった時点で、申込受付を終了いたします。早めにお申込みください。


※ 勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。

Zoom開催にあたっての注意事項

※ 表示名は「氏名」にしてください。

 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。

※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。

  移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。

※ 表示名がリストと一致しない方、連絡なくカメラOFFの方は、ご退出いただく場合があります。

※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。


「僕だけではないんです。地位もお金も手にしたIT系の若者が次にどう生きていくか迷っている。そんな若者から続々と相談が来るので、佐々井さんの人生や教えを伝えています。」 「インドの袈裟と雪駄をつけていると物理的に早く歩くことができない。大切なものを見過ごさないように、あえて少しずつしか歩めないんです。 ジョギングしながら電話会議していたタイムパフォーマンス時代から考えると激変ですよ(笑)」 文春オンラインのインタビューで、そう語る小野氏。 約10年前、知り合った頃の小野氏は、ベンチャー投資家、起業家としてブイブイだった。 「ジモティー」や「グルーポン」の立ち上げ等に関わり、国内最大級のベンチャー経営者イベント「Infinity Ventures Summit」を主催、freeeなどのベンチャー企業への投資、「17LIVE」のグローバルCEOを務めるなど、日本のIT業界を牽引してきた。 さらに。トライアスロン、ウルトラマラソン、サハラ砂漠・南極・北極・など、過酷なレースに次々と挑戦。アタカマ砂漠マラソンでは、チーム戦で世界一にもなった。 まさにリア充のかたまり。 とにかくすごい勢いで前に前に進み、チャレンジを続ける、みんなの憧れの存在。 そんな小野氏が、いきなり得度した! ふらりと行ったインド旅行で、インド仏教徒1.5億人の最高指導者佐々井秀嶺上人との出会い、そこから数日、いや数時間で、全てが変わった。というか、"繋がった”ようにも見える。 移住先のオーストラリアから、今回わざわざ「目からウロコ〜」のために、一時帰国してくださる。 ぜひこの機会に、小野氏の”チャレンジ精神”に直に触れていただけたら幸いです。



【講師より】

資本主義の最先端でベンチャー投資、連続起業家として走っていた人間が、突如、お金、立ち場、名声を捨て、インドにて出家し、僧侶みならいとしてゼロからの人生を選んだ。 その背景には何があったのか、そして、これからどう生きていくのか。

小野 龍光氏

小野 龍光 (おの りゅうこう)氏

さまようボウズ


1974年生まれ、札幌市出身。  2022年10月旅行で訪れたインド・ナグプールにて、1.5億人インド仏教界トップ佐々井秀嶺氏と縁あって出会い、そのもとで得度する。 日本、インド、オーストラリアを中心に仏教僧見習いとして修行中。  得度以前は、小野裕史として、投資家・連続起業家として生活

■ 参考サイト

ぜひ”予習"をして、ご参加ください。


 

■ナビゲーター

井ノ上 美和


■主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)


■共催

ITmedia エグゼクティブ


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