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第189回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』 (2024/10/29)

『国際開発におけるイノベーションの担い手としてのスタートアップとは?』


講師:

SORA Technology株式会社

取締役 Vice CEO

梅田 昌季 氏


 

【開催後レポート】

参加者のコメント


  • ここ最近、自分が仕事をする意義を見出せていなかったのですが、広い世界で誰もやっていない事にチャレンジしているお話を聞いて、自分が狭い世界の中しか見ていなかった事に気づきました。


  • 特に印象的だったのは、梅田さんのお話されている様子に悲壮感やネガティブな感じがなく、一つ一つの課題にどのように対応していこうか、と冷静かつ意欲的に見ていらっしゃる感じを受けたことです。ジェットコースターのような急展開から、今現在多くの困難と立ち向かわれて本当に日々大変であろうと思うのですが、とても生き生きしていらっしゃる感じがして、刺激を受けました。


  • 医薬品のラストマイル配送業務からドローンを用いたマラリア対策へと事業を転換し、スタートアップとして成功を収めるまでの経緯を伺い、「成功の背後には常に強いストーリーがある」と改めて感じました。

    なぜ成功にストーリーを感じるのかを考えたとき、「ストーリーが成り立つ背景には、明確に定義されたビジョンと、質の高い問いと仮説検証があるからではないか」と思いました。梅田氏の過去と現在のお話からも、そのことを強く感じました。


  • イレギュラーが起きても諦めない強靭なメンタルと、「いける」と判断したときのスピード感や推進力に感銘を受けました。

    準備ができていないと躊躇してしまうケースもあると思いますが、勢いで突き進む勇気が時には大事なのだと感じました。

    苦労や困難が多いと思うのですが、非常に充実した表情で楽しそうだったのが印象的でした。


  • 梅田氏のスタートアップのスピード感の背景には、当初の方針で培った知識やコミュニティ、文化への深い理解が大きく影響していると感じました。私はこれを「一つの目的に対して十分な準備をすることで、方向転換が必要になった際にも迅速に対応できる」と捉えました。たとえ目的が変わっても、過去の各行動をつなげてスピード感を高める要素にするという視点は、今後の業務に応用できると考えています。


  • 自分事として考える

    うまく行っていないこと、面倒なことについて、「自分が責任者ならどうするか」を考える。自分の現在の立ち位置や力関係が気になるところではあるけれど、本当に必要な事は臆せず発言・行動していく強さを身につけることが必要だと思いました。


  • どれだけ時間をかけて机上でシミュレーションするよりも現地、現場が大切だということ。

    思いもよらない想定外が必ずあるはずなので常にリアルな現場に身を置くことが重要だと思いました。


  • 足を運ぶ。対話する。データだけでは確認できないことがあると常に頭に置く。


  • スピード感、人脈形成、ツールやシステムの利用目的変更・模索


  • 仮説検証のスピードを上げること。

    そのためには、社員に当事者として任せ切ることが大事なのでは、と感じました。


  • 「行けるかも」というチャンスの種を見つけたらすぐに動く。

    今回のお話から、アイデアが出てから行動に移すまでをいかに早くするかが、上手くいくか否かの分かれ道になるのだと感じました。


  • 課題を見つけるとは、現地に飛び込んで、何度もピボットして見つけるものだと改めて実感しました。当社は、まだまだ泥臭さが足りない。


  • ベンチャーとしてのスピード感がよく伝わりました。ベンチャーは崖から飛び降りて、落下しながら飛ぶための飛行機を作りっているという話を聞きましたが、まさしくその様な話だたと思います。


  • 現地に言って当初の目論見と違っても、現地の状況や人の繋がりからチャンスを掴み取る姿勢について、見習うものがあると思いました。


  • 筋の良いアイデアとバイタリティがあれば、困難な状況も突破できるかもしれない、ということ


  • 安住の国内にいて考えることがめったにない後進国の感染症について、関心度を上げさせて頂きました。梅田さんの際限がない途方もなく遠い目標に対して、一つずつ解決・前進してゆかれるエネルギーに敬服致しました。


  • 後進国でのビジネスの難しさと、乗り越えたときにはリターンが非常に大きい。


  • 私のいた通信事業でも平成の前半はアフリカ支援に人が毎年行っていましたが、モバイル中心の時代になり完全に中国にとて変わられていて日本の存在感がなくなっているのを実感しています。



 

【開催概要】

タイトル

国際開発におけるイノベーションの担い手としてのスタートアップとは?

日時

2024年10月29日(火)

18:00〜 アクセス可

18:15〜20:00 研究会

講師

梅田 昌季 (うめだ まさき) 氏

SORA Technology株式会社 取締役Vice CEO

申込方法

BPIA会員以外の方も参加できます。

事前のお申込みが必要です。

下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。

開催方法

Zoom

※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします


【Zoom開催にあたっての注意事項】

※ 表示名は「氏名」にしてください。

 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。

 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。

※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。

  移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。

※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。

※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。

備考

勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。

気候変動がもたらす脅威を受け、私たちの未来はどのように変わるのか?


AIやドローンなどの最新技術を活用し、アフリカで感染症対策に挑むスタートアップ、SORA Technology。


異文化での政府機関や住民との交渉など、どのように新たな解決策を模索しているのか、

具体的なエピソードもお話いただきながら、その舞台裏に迫ります。


【講師より】

COVID-19のパンデミックを通じて、脅威を改めて実感させられた感染症。

実は次なるパンデミックは、私たち全員が知るような感染症が気候変動に由来して引き起こされるとも言われています。


SORA Technologyはそのような「気候変動と健康(Climate & Health)」分野におけるスタートアップとして、マラリアやコレラなどの感染症対策に対するドローンや衛星、AIを活用したリスクマッピングサービスをアフリカ各国に提供しています。


「崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくる」ようなものと言われるスタートアップ。

私たちも常日頃から保健省や国際ドナーから現地住民まで、文化習慣の全く異なるアクターとのやりとりが求められます。

そこには、数々の難しさもあれば、大きなやりがいもあります。


今回の講演では、私たちが直面する挑戦、成果、そして未来の展望について、日々の事業のリアルなエピソードを交えながら、皆さまに幅広くご紹介したいと思います。

梅田 昌季 (うめだ まさき)

SORA Technology株式会社 取締役Vice CEO


2015年茨城県立水戸第一高等学校卒。

2020年東京大学工学部社会基盤学科卒、

2022年同大学院工学系研究科社会基盤学専攻修了。


2022年SORA Technology株式会社に一人目の正社員としてジョイン。

現在取締役Vice CEOとして事業開発全般を担う。

特に、固定翼型ドローンおよび画像解析AIを活用した、蚊の幼虫(ボウフラ)が繁殖する水たまりの分布マップ構築によるマラリア対策事業は、JICAや経済産業省等との支援を獲得しながら、アフリカのガーナやシエラレオネなどで現地政府・研究機関と連携事業を実施中。

その他活動として、世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperなど。


<参考サイト>

会社公式サイト:https://sora-technology.com/

事業紹介動画 (NHK World, 英語):https://youtu.be/My-_pHqW5zU?si=Alw8Lw4w7yL4rJAh)


 

■ナビゲーター

井ノ上 美和

■主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)


■共催

ITmedia エグゼクティブ

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